「楽しく過ごす子育ての方法ってない?」「ストレスなく子育てできるコツがあればなあ」と思いませんか?「毎日忙しくて自分の時間が持てない」「子どもにイライラしてしまう」と悩みがちですよね?
そんな状況が続くと心身ともに疲れ果ててしまい、家庭内の雰囲気も悪くなりかねません。
この記事では、子どもとの時間を充実させ、親自身もリラックスできる具体的な方法やコツを紹介します。ストレスのない子育てのヒントを一緒に見つけていきましょう。
子育て中は効率的に時間を使う
かつて私も子育て中は「1日24時間ではとても足りない」と嘆いていました。
家事も育児もこなさなければならないのに、わんぱくな我が子により予想外の事件が次々と発生し、あれもできない、これもできないという状態になりイライラしがちでした。
誰でも子育て中はイライラします。怖い顔になっていることもあります。では、どうすれば家事と育児がストレスなく両立するのでしょうか。
子育てに悩んでいる親にとって、効率よく時間を使う方法を取り入れることは、ストレスを軽減し、より楽しい子育てを実現するためには大事なことです。ここからは子育て中の時間の使い方を解説していきます。
早起きして静かな時間を確保
親が子どもより少し早く起きることで、朝の準備をスムーズに進めることができます。
朝の静かな時間に、リラックスして自分自身の身支度を整える時間を確保できます。自分の準備が整っていると、子どもが起きてからも慌てることなく、冷静に対応できます。
この時間に、簡単な家事を片付けることも可能です。例えば、朝食の準備、洗濯機のセットなど、家の中の基本的な家事を少しでも行うことで、子どもが起きた後の朝の忙しい時間帯に余裕が生まれ、スムーズに過ごすことができます。
初めは15分早く起きることから始めましょう。少しずつ早起きの時間を延ばしていくことで、無理なく習慣化できます。
前夜の準備
子どもと自分の服を前夜に用意しておくことで、朝の時間を短縮できます。
簡単な朝食(例えば、シリアル、ヨーグルト、果物など)を前夜に準備しておくと、朝の慌ただしさを減らせます。
子どものバッグや持ち物を前夜に揃えておくことで、忘れ物を防ぎます。
タイムスケジュールの設定
起床、朝食、歯磨き、着替えなど、毎日のルーティンを固定することで、子どもも習慣化しやすくなります。
また、朝の時間に、1日の予定をざっくりと決めてみましょう。例えば、朝食の時間、遊びの時間、昼寝の時間など、簡単で構いません。大まかなスケジュールを立てるだけでも、心の余裕が生まれます。
家事をするときにタイマーを使って時間を決めて取り組むのもよいでしょう。集中力が増し、効率的に作業を進められます。例えば、15分間だけ掃除や片付けをする等、事前にタイム設定してから行います。
家族全員で協力
家族全員が協力して朝の準備や家事を進めることで、負担を分散できます。例えば、親が朝食を作っている間に子どもがテーブルの準備を手伝うなど、協力し合うことで効率よく時間を使えます 。
子どもも簡単な家事を手伝うことで、協力する意識が育ちます。
優先順位をつける
やるべきことに優先順位をつけて、重要なことから取り組むようにしましょう。洗濯や掃除、食事の準備など、必須の家事から始めることで、後回しにしてしまうことを防げます。
また、今日やらなくてもいいことは、明日に回せばいいくらいの気持ちで臨んで行きましょう。
これらの方法を取り入れることで、毎日のスケジュールがスムーズになり、子育てのストレスを減らすことができます。できることから少しずつ取り入れて、自分に合った方法を見つけると良いでしょう。
感情をコントロールする
子育て中にイライラしないためには、自分の感情をコントロールする方法を知っておくことが大切です。ストレス軽減にもおおいに役立ちます。
ここでは、具体的な方法を紹介していきます。
深呼吸
腹式呼吸:ゆっくりと鼻から息を吸い込み、腹部を膨らませます。その後、口からゆっくりと息を吐き出します。これを数回繰り返すことで、体の緊張がほぐれ、心が落ち着きます。
数を数える :息を吸う時に4つ数え、息を止めて4つ数え、息を吐く時に4つ数える。このリズムを続けることで、心拍数が落ち着き、ストレスが軽減されます。
瞑想
簡単な瞑想: 静かな場所に座り、目を閉じて数分間呼吸に集中します。頭の中に浮かぶ考えを静かに流し、呼吸に意識を戻すことを繰り返します。
ガイド付き瞑想: スマートフォンのアプリやオンラインリソースを活用して、ガイド付き瞑想を試すことも有効です。例えば、CalmやHeadspaceといったアプリが人気です。
→(参照1:calm Google play) (参照2:calm Apple)
(参照3:Headspace Google play)(参照4:Headspace Apple)
短い休憩を取る
子育てをしているとイライラを感じる時がありますよね。そんな時には深呼吸をしながらその場を離れて短い休憩を取ることで気分転換ができ、冷静さを取り戻せます。
コーヒーやお茶を飲む時間、短い散歩、好きな音楽を聴く、読書など、リフレッシュできる自分のための短い時間を日常の中に取り入れるのもよいでしょう。
例
- 音楽に合わせて踊ったり、体操する。(ラジオ体操もいい運動、気分転換になります)
- 親や旦那に子供を預けたときにちょっとおしゃれをして出かけ、お気に入りのお店に立ち寄る。
- 友人とカフェでおしゃべりをする。
- お花を生ける、編み物をする等、趣味の時間を作る。
- アロマテラピーで癒されリラックスする。
- 時間的に可能なら、映画を見る。
感情を書き出す
日々の出来事や感じたことをノートに書き出すことで、感情を整理できます。
イライラしたり、ネガティブな感情になったとき、その感情をため込まないことが大切です。心の中にわいてきた感情をまずは否定せずに認めてあげてください。思う存分ネガティブな感情を言葉にして書き込み、吐き出してください。
感情を書き出すことで、心の中のストレスを軽減する効果があります。書くことで感情が整理され、気分がすっきりし、心が軽くなります。
その後で、そんな大変な中でも頑張っている自分に、ねぎらいの言葉をかけほめてあげてくださいね。
サポートを求める
感情が高ぶった時やストレスを感じた時には、家族や友人にためらわずに助けを求めましょう。話を聞いてもらうだけでも心が軽くなります。
地域の育児サークルやオンラインコミュニティに参加し、同じ悩みを抱える親と交流することで、孤独にならず、共感やアドバイスを得ることができます。
自己肯定感を高める
自己肯定感を高めるのも方法のひとつです。自分に対して優しい言葉をかけ、前向きな言葉を使うことを心がけましょう。
「私は子育て頑張っている」「この状況も私なら簡単に乗り越えられる」「私なら絶対できるよ。大丈夫。」といったポジティブな言葉を自分に言い聞かせ、できる自分をイメージすることで、自己肯定感が高まり、自分のことが好きになっていき、優しい気持ちになれます。
日々の中で感謝できることを見つけ、感謝の気持ちを表現することで、ポジティブな気持ちを持続させます。感謝の日記をつけるのも効果的です。
例
- 今日も家族皆、健康に過ごせた。
- 1日3食ご飯がおいしく食べられた。
- ○○へ親子で行け、楽しかった。
- こどもが○○ができるようになり感動した。
- こどもの誕生日を迎えられた。
感謝の気持ちを表現することで、自分の持っている豊かさや大切なものが、最初はわからなくても、
だんだんと感じられるようになります。
何気ない日常が幸せなことに気付けることでしょう。
一日のライフバランスを整える
楽しく子育てをするためには、心身ともに健康であることが大切です。そのためには、どんなことを取り入れ、気を付けていったらよいのでしょうか。
運動の習慣を取り入れる
ウォーキングやヨガ、ストレッチなどの軽い運動を日常に取り入れることで、ストレスが軽減され、気分がリフレッシュされます。運動はエンドルフィンを放出し、気分を向上させる効果があります。
子どもと一緒に自然の中を散策やウオーキングすることで、リフレッシュできます。公園や近所の自然散策路を歩くことで、季節の変化を楽しんだり親子でリラックスした時間を過ごせます。
バランスの取れた生活を目指す
十分な睡眠を取ることは、感情の安定に欠かせません。睡眠不足はイライラやストレスを増加させるため、規則正しい生活リズムを守り、十分な休息を心がけましょう。
栄養バランスの取れた食事を心がけることで、身体の健康を保ち、精神的な安定にも繋がります。特に、ビタミンやミネラルが豊富な食材を取り入れましょう。
柔軟性を持ち、完璧は目指さない
計画通りにいかないことも多い子育て。あらかじめ柔軟に対応できる余裕を持っておくことで、イライラを減らすことができます。
予備時間を設けると安心です。そして、完璧は無理!完璧でなくてOK!と最初から思って行動していきましょう。
また、できなかったことや失敗を後悔するよりも、今日できたこと、よかったこと、親子で笑顔になれたことなどを見つけて頑張った子供や自分をほめてあげましょう。そしたら明日はもっと○○しようという気持ちになれることでしょう。
まとめ
子育て中にストレスを感じ、イライラするのは当たり前で誰もが通る道です。その中でも毎日を楽しく過ごす5つのコツがあります。
1.子育て中は効率的に時間を使い、ゆとりの時間を作る。
2.自分の感情をコントロールする方法を知り、自分に合ったものを取り入れる。
3.ポジティブな言葉を自分に言い聞かせ、できる自分をイメージすることでことで、自己肯定感が高まり、自分のことが好きになっていき、優しい気持ちになれる。
4.軽い運動をしたり、十分な睡眠を取る、栄養バランスの取れた食事を心掛けるなどして、一日のライフバランスを整える。
4.子育ては計画通りに行かないのが当たり前。柔軟性を持ち完璧は目指さない。
子育て中でも楽しく過ごせるためのコツを、まず自分にとって簡単で取り組みやすいものからひとつ実行してみてください。ひとつできればあとは意外に簡単です。今しかできない子育てがきっと楽しいものに変わっていきます。
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