夫への不満はなくならない? イライラの原因と対処法4選

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「夫への不満がたまっている」「夫がいるとイライラする」「何もしてくれない夫に腹が立つ」

好きだから結婚したはずなのに。結婚生活が長くなったり、子どもが産まれると夫への不満が出てきませんか?主婦が集まると、必ず出る話題です。

何故こんなに不満がたまるのでしょう?原因を探っていけば、対処法も見つかるはず。筆者が実践して、効果のあった対処法を4つ、ご紹介します。

夫婦仲の悪さが子どもに影響してしまう前に、イライラしない方法を身につけましょう。

夫に対してイライラする理由

イライラの多くは女性が家事育児をしているのに対して、夫は協力的ではない事があげられます。
女性は妊娠中から母親になる意識が強い一方、夫は父親になる実感が湧きません。

産まれても、いきなり父親として本人が意識するのはやはり無理でしょう。この時お互いの意識の違いに気付きます。

親になる意識の違い

女性はお腹に赤ちゃんが宿る事で、母性がうまれます。つわりが始まったり、体が重くなる、産婦人科に通うなど生活にたくさんの変化があります。

母子保健法上の「母性」とは、妊娠、出産、育児という特有の機能を果たす女性そのものを指します。 妊娠、出産、育児という特有の機能を母性行動といいます。 子どもが生まれ、心身ともに健康に育つことを願って自然と行動できるのは、母性が働いているからと言えます。

10カ月の辛い妊娠生活に耐える事で、赤ちゃんを守る意識が高まり、女性としても強くなります。

比べて夫は、普段の生活に変わりはありません。これは出産後も同じで、子どもが産まれたらメインで育児をするのは女性が大半です。

育児時間の長さ

キャリアウーマンでも、出産後は育児休暇をとって育児に専念するでしょう。今は男性も育児休暇を取れますが、まだ取りにくい会社が多い様です。

結果、女性がほぼ育児をするので、父親より母親が子どもと接する時間が多くなります。
赤ちゃんの頃から幼少期までは特に子どもの行動は目が離せません。子育てに休みはないのです。育児と家事だけで、気づいたら夕方になっていた事も。

母親が1日中子どもと接しているのに対し、夫と子どもが過ごす時間はとても短いです。夫婦で子どもに対しての温度差があるのはしょうがないと考えましょう。

家事や育児の理解をしてもらえない

一日中子育てをしていると、話し相手もおらずストレスも溜まります。子供によってはずっと動き続けて落ち着かない、長く昼寝をしないなど苦労する場面は様々。

少しくらい気持ちを吐き出したくなりますよね。
しかし夫は仕事から帰宅後、何もしないし話も聞かない。仕事が疲れた、の一点張り。

子どもの世話をしながら食事を出しているのに、夫は座ってスマホばかり。自分以外にも大人がいるのに、1人でやっている状態をワンオペ育児といいます。

残念ながら、夫は自分が何もしていないと認識していない事が多いです。
仕事に行き、外で稼いでる方が偉いと言う気持ちがあります。
夫から見ると、女性が家でしている育児は、楽だと思いがちです。

夫への不満 イライラへの対処法

不満を減らすためにはどうしたらいいのでしょうか。

出産後からずっと不満があり、時には爆発していた私が実際にやってみてイライラしなくなった方法をご紹介します。

期待しすぎない

これは一番の効果があります。期待をするから、イライラします。
最初から頼れない人と思っていれば、何もしてくれなくても気になりません。

夫は子どもと同じ、何もできない人と思うくらいの気持ちでいます。それなら何かしてくれた時に珍しくやってくれた、とポジティブに捉える事ができますね。

子どもとの絆に目を向ける

夫の愚痴を子どもに言うのはよくありませんが、子どもはちゃんと見ています。
何も言わなくても、母親と夫との対応の違いを理解しています。

どんなに大変でも、子供はしっかり育ち、必ず自分に協力してくれる存在になります。夫より自分に寄り添ってくれる子どもに意識しましょう。
次第に子どもとの絆が強くなり、夫の事は気になりません。

子供への接し方や不登校などのお悩みはこちらもご覧ください。

たまに家事を放棄する

掃除をしてなくても、部屋が散らかっていても生きていけます。それくらいの気持ちで全部自分がやらなきゃという考えを捨てましょう。

母親だけの仕事ではないからです。子どもは夫婦で育てるもの。協力するのが理想なので、気づいた方がやればいい。母親は家政婦ではありません。

筆者の場合、疲れた時は夕飯作りをしません。お惣菜やお弁当を買います。買えば食器も洗わなくても済むし、時間もゆとりが出ます。そうする事で、イライラもなくなります。
たった一つの事でもやらないと楽になりますね。
自分ひとりで背負う必要はないのです。

施設や第三者の手を借りる

夫に期待しない代わりに他に頼れる人を探しておきましょう。自治体が運営するファミリーサポートや保育施設の一時預かりがあります。

自分一人で全てやるのは負担も大きくなります。頻繁な授乳で寝不足の毎日、休む暇もありません。
それに加え家事もこなさなければならず、心も体も限界がきてしまいます。自分一人で背負わず地域の育児制度も積極的に使いましょう。

地域では色々なサポートがあります。自治体が運営するファミリーサポートもその一つです。育児の援助を求めてる人と援助ができる人を結び、地域みんなで子育を助け合う制度です。また保育園の一時保育等も登録する事をお勧めします。

夫がいるメリットを考えてみる

イライラしない為にも、夫がいるメリットも見つけてみましょう。
・収入が増える
・機械に詳しい
・遠出の運転してくれる
・ゴミ出しはする
・たまに子どもとゲームをしてくれる

など、少しでも自分にとってメリットがないか探してみます。ネガティブな事ばかりではなく、メリットに目を向ける事で少しずつ夫に対して感謝の気持ちも芽生えていくかもしれませんね。

まとめ

夫への不満で多いのはこの3つ。

①家事育児に無関心
②自己中心的
③家族に寄り添ってくれない

育児は二人でやるものです。教育は夫婦二人でしていく事で、豊かな心が育ちます。家族で過ごすことで協調性がつき、思いやりの気持ちも高まっていきます。

夫へのイライラの対処法は、この4つです。

①期待しすぎない
②子どもとの絆に目を向ける
③たまに家事を放棄する
④夫がいるメリットを考えてみる

夫に期待をしないようにし、自治体の制度も上手に利用すると、家事や育児の負担も減ります。夫がいるメリットを考える事で気持ちにも余裕が生まれます。自分の考え方を変えていくと夫へのイライラが軽減されます。

前向きな日々を過ごす為にも、この対処法でイライラを回避してみてくださいね。

makkoi

小学生2人を育てる40代主婦
家具職人をしながら、ワンオペで家事育児をしています。

ものづくりが好きで何でもつくってみる性格。
ハンドメイドは子供服、アクセサリー、DIYもおまかせあれ。

子育てや趣味、自身の経験などの執筆が得意です。

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